[:ja]【全国の社長さん注目】法人税を払ってマイルを貯める方法。税理士任せの振替納税ではもったいない[:]
[:ja]こんにちは、ichibanです。
4月に入って北海道もようやく暖かくなってきました。
我が社の3月末決算もなんとか終わりました。
幸いにも決算で少し利益が出ましたので、お上に年貢(=税金)を納めなければなりません。
今日は「法人税を払ってマイルを貯める方法」をシェアしたいと思います。
税金の種類が多すぎる
それにしても企業が負担する税金は膨大です。
我が社は超零細企業なのに今月払う税金だけでもこれだけあります。
・法人税
・地方法人税
・法人事業税
・地方法人特別税
・地方県民税
・法人市民税
・自動車税
なんと7種類もあります。
普通の会社ならもっと払う税金があるはずです。
「種類が多すぎる。ひとまとめにしてくれ」と思うのは私だけでしょうか?
これ以外にも源泉所得税や利子税、印紙税、消費税、固定資産税、償却資産税、不動産取得税、登録免許税、贈与税と一年中税金に囲まれています。
いったいなんの罰ゲームだ!
でも、利益がなければ納税の必要はありません。
利益があるだけ、まだマシか?
実際のところ同業の社長さんは皆さんベンツ買ったりマンションを買ったりと無理やり赤字にしている方が多いです。
いいなあ〜。
しかし、赤字だと銀行がお金貸してくれないのですよ。
会社を存続させるためには、意地でも黒字にする他ありません。
仕方ないので、我が社は正直に税務申告して、真っ当な企業経営をしております。
(当たり前か?)
法人税はクレジットカードで払える
でも、ただ黙って納税するだけでは面白くありませんね。
決算後に払う税金のうち、上から2つの法人税と地方法人税はクレジットカードで払うことが出来ます。
クレジットカードで払えばマイル(ポイント)が貯まります。
税理士さん任せで税金を払ってはいけませんよ。
「国税クレジットカードお支払サイト」というサイトがあります。
https://kokuzei.noufu.jp/
このサイトはトヨタファイナンスがお上から受託しています。
国の税金なら、ほとんどの税金がこちらでクレジットカード払いが可能です。
クレジットカード払いだと実際に銀行口座から引き落とされるのがひと月以上後になりますので、資金繰り的にも有利です。
法人カードで払えば資金の流れは透明です。
社長個人のカードで払っても特に問題はありません。
ただし、このサイトは領収証書が出ませんので、社長個人カードで決済する場合は後日の税務調査に備えて、決済画面のプリントアウトのほか、会社と社長さんの現金のやり取りをきちんと書類に残しておく必要があります。
「国税クレジットカードお支払サイト」はご覧の通り、利用できるカードの種類も多いです。
注目のアメックスが使えます。
つまり、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードで払えるということです。
全国の社長さん御用達のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード。
なぜ御用達かというと、法人カードで一番還元率が良いのがセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードなのです。
JALマイルに換算するときは1.125%還元になります。
(年会費が高いので私は持っていませんがw)
納税手数料が0.82%
ところがひとつ難点があります。
このサイトは税金とは別に納税手数料が必要です。
1万円ごとに82円(税込)もの口銭を取られます。
きっと運営会社のトヨタファイナンスの収入になるのでしょう。
仕方ありませんね。
でも納税手数料は会社の経理(税務)上は損金になります。
一方でクレジットカード払いで貯まったマイルは社長(自分)のものになります。
「やった!ラッキー」と思うのは普通の社長さんですよ。
セコい社長(=わたし)の場合はもっと細かく計算します。
1万円ごとに82円(税込)の納税手数料ということはパーセント計算をすると0.82%。
0.82%の納税手数料が必要ということは、それ以上のマイル還元がないとお得感が薄れるということです。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはJALマイルに換算するときは1.125%還元になります。
引き算をしてみましょう。
1.125%-0.82%=0.305%
ということで、税金をセゾン・プラチナで払えば0.305%分トクすることになります。
やっぱり税金はカードで払ったほうが断然お得です。
手数料無料で法人税をカード納税する方法
でも零細企業の社長さんなら手数料無料でカード納税する方法があるのです。
零細企業の社長さん限定ですよ。
納税手数料は一切かかりません。
いったいどんな方法なのでしょうか。
それは法人税をコンビニで納税するという方法です。
ふつう、税務署から郵送されてくる納付書にはコンビニ払いのバーコードが付いていません。
そこで税務署に行って上記のバーコード付きの納付書を作ってもらうのです。
A4サイズの用紙にカラープリンターで印刷された、オーダーメイドの貴社専用の特注納付書です。
税務署にはあまり行きたくないものですが、法人税の確定申告書を持って窓口で「コンビニ払いの納付書作ってください」とお願いしてみましょう。
「はいはい」と喜んで社名と金額入りのバーコード付きの納付書を作ってくれます。
うちの近所の税務署ではきれいな窓口のお姉さんが対応してくれました。
ありがたや〜。
税務署によっては電話で頼めば郵送してくれるところもあるようです。
確定申告のときに持参して発行してもらうのが楽ですね。
この納付書で払えるコンビニ一覧は国税庁のページに出ています。
詳しい情報はこちらで↓
タックスアンサー>国税のお知らせ>No.9209 コンビニ納付
コンビニ納税はセブンイレブン一択
大手コンビニチェーンはすべて対応しています。
でも、賢い社長さんならセブンイレブン一択です。
セブンイレブンならnanacoで税金が払えるからです。
逆にセブン以外のコンビニではマイルは貯まりません。
セブンではクレジットカードでチャージしたnanacoで払うようにしてください。
nanaco払いの詳しい方法はノマド的節約術さんのサイトが分かりやすいですよ。
セブンイレブンの窓口ではnanacoが5枚まで同時に使えますので、25万円まではnanaco払いが可能です。
それを超えた分は現金払いになります。
仮に25万円をセブンイレブンでnanaco納税したとすれば2,050円の手数料節約になる上に、JALマイルなら最大1500マイル貯まります。
資金繰りも約1ヶ月余裕が出ます。
税金納付ならリクルートカードがお勧め
nanacoのクレジットチャージでポイント(マイル)が貯まるカードは限られています。
リクルートカード、楽天カード、ヤフーカードなどがクレジットチャージでポイントが貯まるカードです。
ポイント制度はちょくちょく変わりますので、ご利用前にご自分のカードを確かめてから試したほうが良いかもしれません。
せっかく手間を掛けてもポイント制度改悪になっている可能性がありますので・・・。
現時点(平成29年4月現在)で私のおすすめはリクルートカードです。
リクルートカードならnanacoのクレジットチャージで1.2%還元になります。
電子マネーに入金するだけでポイントが貯まるなんて夢のような話です。
貯まったPontaポイントはJALマイルに交換できます。
2Pontaポイントで1JALマイルになりますので、0.6%マイル還元という計算になります。
JALはときどきマイルアップキャンペーンをやっていますので、さらにオトクになることもあります。
なるべくそのときにまとめてマイルに交換しましょう。
領収証書にハンコを押してもらえる
リクルートカードは法人カードではなく個人カードです。
でもこの場合、コンビニの店頭で発行される領収証書には現金同様のハンコが押されます。
この納付書はバーコードが付いていますが、コンビニだけでなく銀行など金融機関でも支払いができます。
金融機関と同じ「公金領収」のハンコを押してもらえます。
つまり会社の経理的には法人が金融機関で現金で納税したことと同じです。
社長さんは領収証書を経理に渡して立替金を会社からもらい、あとでクレジットの銀行口座引き落としを待つだけ。
これなら経理上も明瞭です。
リクルートカードは年会費無料で還元率が高いので、私はnanacoチャージ専用に使っています。
税金納付用にとってもおすすめです。
納税額の上限は30万円
ということで一手間かかりますが、とってもオトクなこのコンビニ納付サービス。
実はこれには金額の上限があります。
いまのところ30万円までしかコンビニ払いに対応していません。
ですからメチャクチャ儲かっていて納税額30万円を超える社長さんはこの手は使えないのです。
残念ですね・・・。
そんな貴方様はセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードで納税しましょう。
でも、セコい我が社の場合は納税額がギリギリ30万円セーフになるように、無理やり今年の決算を調整しました。
大変だったー(爆)。
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