祝・千歳発エアチャイナの大セール。北海道のビジネスクラス修行僧は急げ

2017年1月18日CA(エアチャイナ)

[:ja]今年はスター・アライアンスのSFC修行に挑戦しようと思っています。
お正月は先輩方のノウハウを盗むべく、こたつでネットサーフィンに勤しみました。
最近の流行はエアチャイナ(中国国際航空)のビジネスクラスを利用した修行のようです。

【中国国際航空(エアチャイナ)ビジネスクラス】SFC修行におススメの機材はこれだ...
2016年12月18日 当ブログでは、SFC修行を効率よく且つ快適に実施するための手法の一つとして中国国際航空(エアチャイナ)ビジネスクラスの活用を推奨しています。特にビジネスクラスを活用する場合は、できるだけ快適に過ごせるような便・機材を選びたいもの。具体には、フルフラットシートの便ですね。 以前、中国国際航空(エアチャイナ)ビジネスクラス搭乗記をアップした後、搭乗した機材に関して質問されたのですが、キッチリお答えすることができませんでした。当時は、長距離線はだいたいフルフラットシートで、短・中距...

先輩方の旅行記はとても勉強になります。
ビジネスクラスは高嶺の花だと思っていましたが、エアチャイナはかなり安いらしいのです。

特に割安なのがシンガポールやクアラルンプールの路線。
フルフラットシートで往復してお値段なんと約8万円。
これで1万PPちかくも稼げるとか!
お値段以上のニトリもビックリです。

でもよく調べてみたらどれも羽田・成田発の運賃。
千歳発で検索してみるとこんなに安くはなりません。

北海道の私は仕方なく指をくわえて見ているだけ。
エアチャイナは千歳線も一応デイリー運航なんです。
それなのに過去のセールを調べてみると、なぜかいつも千歳線はセール対象外です。

千歳から羽田まで別途ANAの旅割を追加すればよいのかもしれませんが、それも億劫でした。
せっかく直行便があるなら千歳から修行したい・・・。

ところが今日エアチャイナのホームページを見てたら、新しいセールを見付けました。

その名も「飛得エアチャイナバリュー」。
中国らしくない可愛らしいイラストが描かれています。
販売期間は2017年1月20日〜27日までの1週間です。
エアチャイナは今年お正月から大セールをやっていたのですが、これに続くセールです。
お正月のセールはヨーロッパ線だけだったのに、今回はアジア・北米・豪州の路線も加わっています。
正月セールよりも勢いがあります。
この記事を書いているのは1月18日ですが、明後日1月20日から始まるセールのようです。
ワクワク胸を踊らせながら(?)セールの内容を確認します。
いつものエアチャイナは千歳発はセールがないのですが、今回はなんと千歳線もありましたよ!

札幌ークアラルンプール線のPP単価は最安6.1か?

まずアジア線からチェックします。
東京、関西、福岡、仙台発のセールもありますが、北海道発だけ転載します。
(後の記録にするためです。北海道以外の皆さま申し訳ありません)
下記が千歳発アジア方面の運賃表です。

上から下にムンバイ・ウランバートル・ヤンゴン・ジャカルタ・クアラルンプールの5路線が設定されています。
この中でもっともPP単価が安そうなのはクアラルンプール線。
ビジネスクラスで「62,000円〜」となっています。
これは安そうです。
フライトパターンも悪くありません。
往路は北京で一泊必要ですが、帰りは約2時間の接続で北海道まで帰ってこられます。


ただしセール運賃には税・サーチャージが別途9,840円必要です。
これを加えると、セール運賃は最安で71,840円ということになります。
この路線のPPは11,683ですから、割り算するとPP単価は6.1です。
これはとても安いのではないでしょうか!
マイルも別途貯まるはずです。
これを計算に入れるとさらに割安感が高まります。

千歳からクアラルンプールまで直行便があるエアアジアのビジネスより安いのではないでしょうか?
あちらはシェルフラットシートで機内食も付くようですが、マイルは貯まりません。

札幌ージャカルタ線のPP単価は最安6.6だが難点あり・・・

つぎに千歳ージャカルタ線を分析してみます。
ビジネスクラス運賃「79,000円〜」に税金7,140円を足すと最安で86,140円から。
この路線のPPは12,998で、PP単価は6.6
こちらも大変魅力的です。
北海道発でこれだけ割安なセールは珍しいです。
ジャカルタにはまだ行ったことがありませんので、食指が動きます。
ただ北京ージャカルタ線は機材が737-800でビジネスクラスはシートが狭い模様。

エアチャイナB737-800ビジネスクラス(公式HPから)


シートピッチが38インチで、これはJALのクラスJシートと同レベルとの噂です。
せっかくならフルフラットシートで修行したいところです。

しかも乗り継ぎがとっても悪いです。

千歳から北京まで行って一泊。
その翌日は北京からアモイでいったん降機してから深夜にジャカルタ到着です。
帰りも同じパターンでやたら時間がかかります。
ジャカルタ線は安い代わりに厳しい修行になりそうです。

また、ヤンゴン・ウランバートル・ムンバイのセールはパッと見で割安感がないため、PP計算は省略します。

札幌ーオーストラリア線も安い

つぎにオーストラリア・ニュージーランド行きです。

千歳発シドニー、メルボルンが130,000円〜となっています。
メルボルンの税金36,500円を足すと最安166,500円〜と予想されます。
この路線のPPは19062。
割り算すると、PP単価は8.7
さきほどのクアラルンプール線のPP単価6.1には負けます。
それでも一回の修行で稼げるPPが8000くらい多いので、時間は効率的かもしれません。
「一撃19,062PP」と表現するのでしょうか。
北京ーメルボルンの機材はA330のフルフラットシートです。

エアチャイナのA330ビジネスクラス(公式HPから)

のんびり寝ながら美味いビジネス食を堪能してマイル修行。
良いなあ!
なお、オークランド、シドニーはメルボルンよりPP単価が高いはずなので計算省略します。

ヨーロッパ線はかなり割高です

一方で、ヨーロッパの各都市への路線は16万円からとなっています。
確か1月19日までのお正月セールは東京発11万円だったはず。
いきなり5万円アップです。
税金を加えると運賃は20万円を超えるものと思われます。
広告(下記)には「ビジネスクラス110,000円〜」と書いてあるのですが、それは東京発のモスクワ線だけで、ほかはだいたい15〜16万円台でした。

ここには「ビジネスクラス110,000円〜」と書いてあるのだが

修行じゃなければ千歳発でもこれぐらいのビジネス運賃は普通にあります。
たとえばアシアナとか大韓航空とかアエロフロートとかですが。
エアチャイナと比べるとドッチもドッチの感はあります。
PPはメルボルン線と大して変わりませんので、どうしてもヨーロッパに行きたい方以外はパスしたほうが良いです。
今回のセールでは魅力が乏しいです。
ただローマやマドリッドなど最新鋭の787-900を使用している路線があるので、これ目当てならありかも。

北米線も高すぎて手が出ません

北米線もセール設定があります。
珍しいです。
しかしワシントンが25万円〜、サンノゼが18万円〜と割安感の薄い設定です。
ビジネスクラスと考えれば安いのですが、エアチャイナの品質を割り引いて考えるべきですね。
そもそも北海道から北米に行くとしたら、いったん北京まで行ってそのまま北海道上空を戻って来ることになります。
よほど安ければよいのですが、そうでもありません。

時間も無駄だし、ビジネスマンにも修行僧にも縁のない路線のようです。

まとめ

ということで今回のセールの華は千歳ークアラルンプール線で決定です。
座席が狭いジャカルタ線も運試しで乗ってみるかもしれません。
両方に乗ると約15万円でちょうど24681PPになります。
ANAマイル修行で他社換算は25000PPが上限なのでちょうど無駄がないようです。
セールが始まる1月20日には早速予約してみたいと思います。
あまり評判がよろしくないエアチャイナですが、実際はどうなのでしょうか。
千歳発のエアチャイナ修行が楽しみになってきました。

(ご注意)
ここに書いた運賃はセール発売前の予想です。
PP計算にも誤りがあるかもしれません。
あくまで素人修行僧の妄想なので、その節はなにとぞご容赦くださいませ。[:en]今年はスター・アライアンスのSFC修行に挑戦しようと思っています。
お正月は先輩方のノウハウを盗むべく、こたつでネットサーフィンに勤しみました。
最近の流行はエアチャイナ(中国国際航空)のビジネスクラスを利用した修行のようです。

【中国国際航空(エアチャイナ)ビジネスクラス】SFC修行におススメの機材はこれだ...
2016年12月18日 当ブログでは、SFC修行を効率よく且つ快適に実施するための手法の一つとして中国国際航空(エアチャイナ)ビジネスクラスの活用を推奨しています。特にビジネスクラスを活用する場合は、できるだけ快適に過ごせるような便・機材を選びたいもの。具体には、フルフラットシートの便ですね。 以前、中国国際航空(エアチャイナ)ビジネスクラス搭乗記をアップした後、搭乗した機材に関して質問されたのですが、キッチリお答えすることができませんでした。当時は、長距離線はだいたいフルフラットシートで、短・中距...

先輩方の旅行記はとても勉強になります。
ビジネスクラスは高嶺の花だと思っていましたが、エアチャイナはとにかく安いらしいのです。
特に割安なのがシンガポールやクアラルンプールの路線。
フルフラットシートで往復してお値段なんと約8万円。
これで1万PPちかくも稼げるとか!
お値段以上のニトリもビックリです。

でもよく調べてみたらどれも羽田・成田発の運賃。
千歳発で検索してみるとこんなに安くはなりません。

北海道の私は仕方なく指をくわえて見ているだけ。
エアチャイナは千歳線も一応デイリー運航なんです。
それなのに過去のセールを調べてみると、なぜかいつも千歳線はセール対象外です。

千歳から羽田まで別途ANAの旅割を追加すればよいのかもしれませんが、それも億劫でした。
せっかく直行便があるなら千歳から修行したい・・・。

ところが今日エアチャイナのホームページを見てたら、新しいセールを見付けました。

その名も「飛得エアチャイナバリュー」。
中国らしくない可愛らしいイラストが描かれています。
販売期間は2017年1月20日〜27日までの1週間です。
エアチャイナは今年お正月から大セールをやっていたのですが、これに続くセールです。
お正月のセールはヨーロッパ線だけだったのに、今回はアジア・北米・豪州の路線も加わっています。
正月セールよりも勢いがあります。
この記事を書いているのは1月18日ですが、明後日1月20日から始まるセールのようです。
ワクワク胸を踊らせながら(?)セールの内容を確認します。
いつものエアチャイナは千歳発はセールがないのですが、今回はなんと千歳線もありましたよ!

札幌ークアラルンプール線のPP単価は最安6.1か?

まずアジア線からチェックします。
東京、関西、福岡、仙台発のセールもありますが、北海道発だけ転載します。
(後の記録にするためです。北海道以外の皆さま申し訳ありません)
下記が千歳発アジア方面の運賃表です。

上から下にムンバイ・ウランバートル・ヤンゴン・ジャカルタ・クアラルンプールの5路線が設定されています。
この中でもっともPP単価が安そうなのはクアラルンプール線。
ビジネスクラスで「62,000円〜」となっています。
これは安そうです。
フライトパターンも悪くありません。
往路は北京で一泊必要ですが、帰りは約2時間の接続で北海道まで帰ってこられます。


ただしセール運賃には税・サーチャージが別途9,840円必要です。
これを加えると、セール運賃は最安で71,840円ということになります。
この路線のPPは11,683ですから、割り算するとPP単価は6.1です。
これはとても安いのではないでしょうか!
マイルも別途貯まるはずです。
これを計算に入れるとさらに割安感が高まります。

千歳からクアラルンプールまで直行便があるエアアジアのビジネスより安いのではないでしょうか?
あちらはシェルフラットシートで機内食も付くようですが、マイルは貯まりません。

札幌ージャカルタ線のPP単価は最安6.6だが難点あり・・・

つぎに千歳ージャカルタ線を分析してみます。
ビジネスクラス運賃「79,000円〜」に税金7,140円を足すと最安で86,140円から。
この路線のPPは12,998で、PP単価は6.6
こちらも大変魅力的です。
北海道発でこれだけ割安なセールは珍しいです。
ジャカルタにはまだ行ったことがありませんので、食指が動きます。
ただ北京ージャカルタ線は機材が737-800でビジネスクラスはシートが狭い模様。

エアチャイナB737-800ビジネスクラス(公式HPから)


シートピッチが38インチで、これはJALのクラスJシートと同レベルとの噂です。
せっかくならフルフラットシートで修行したいところです。

しかも乗り継ぎがとっても悪いです。

千歳から北京まで行って一泊。
その翌日は北京からアモイでいったん降機してから深夜にジャカルタ到着です。
帰りも同じパターンでやたら時間がかかります。
ジャカルタ線は安い代わりに厳しい修行になりそうです。

また、ヤンゴン・ウランバートル・ムンバイのセールはパッと見で割安感がないため、PP計算は省略します。

札幌ーオーストラリア線も安い

つぎにオーストラリア・ニュージーランド行きです。

千歳発シドニー、メルボルンが130,000円〜となっています。
メルボルンの税金36,500円を足すと最安166,500円〜と予想されます。
この路線のPPは19062。
割り算すると、PP単価は8.7
さきほどのクアラルンプール線のPP単価6.1には負けます。
それでも一回の修行で稼げるPPが8000くらい多いので、時間は効率的かもしれません。
「一撃19,062PP」と表現するのでしょうか。
北京ーメルボルンの機材はA330のフルフラットシートです。

エアチャイナのA330ビジネスクラス(公式HPから)

のんびり寝ながら美味いビジネス食を堪能してマイル修行。
良いなあ!
なお、オークランド、シドニーはメルボルンよりPP単価が高いはずなので計算省略します。

ヨーロッパ線はかなり割高です

一方で、ヨーロッパの各都市への路線は16万円からとなっています。
確か1月19日までのお正月セールは東京発11万円だったはず。
いきなり5万円アップです。
税金を加えると運賃は20万円を超えるものと思われます。
広告(下記)には「ビジネスクラス110,000円〜」と書いてあるのですが、それは東京発のモスクワ線だけで、ほかはだいたい15〜16万円台でした。

ここには「ビジネスクラス110,000円〜」と書いてあるのだが

修行じゃなければ千歳発でもこれぐらいのビジネス運賃は普通にあります。
たとえばアシアナとか大韓航空とかアエロフロートとかですが。
エアチャイナと比べるとドッチもドッチの感はあります。
PPはメルボルン線と大して変わりませんので、どうしてもヨーロッパに行きたい方以外はパスしたほうが良いです。
今回のセールでは魅力が乏しいです。
ただローマやマドリッドなど最新鋭の787-900を使用している路線があるので、これ目当てならありかも。

北米線も高すぎて手が出ません

北米線もセール設定があります。
珍しいです。
しかしワシントンが25万円〜、サンノゼが18万円〜と割安感の薄い設定です。
ビジネスクラスと考えれば安いのですが、エアチャイナの品質を割り引いて考えるべきですね。
そもそも北海道から北米に行くとしたら、いったん北京まで行ってそのまま北海道上空を戻って来ることになります。
よほど安ければよいのですが、そうでもありません。

時間も無駄だし、ビジネスマンにも修行僧にも縁のない路線のようです。

まとめ

ということで今回のセールの華は千歳ークアラルンプール線で決定です。
座席が狭いジャカルタ線も運試しで乗ってみるかもしれません。
両方に乗ると約15万円でちょうど24681PPになります。
ANAマイル修行で他社換算は25000PPが上限なのでちょうど無駄がないようです。
セールが始まる1月20日には早速予約してみたいと思います。
あまり評判がよろしくないエアチャイナですが、実際はどうなのでしょうか。
千歳発のエアチャイナ修行が楽しみになってきました。

(ご注意)
ここに書いた運賃はセール発売前の予想です。
PP計算にも誤りがあるかもしれません。
あくまで素人修行僧の妄想なので、その節はなにとぞご容赦くださいませ。[:]