[:ja]フライト・キャンセル体験記。エアチャイナ(中国国際航空)で無料で払い戻しできた[:]
[:ja]1月の飛得セールで予約したエアチャイナ(中国国際航空)のクアラルンプール修行(通称:KLタッチ)が航空会社理由で突然フライト・キャンセルになってしまいました。
結果的に全額払い戻しになったのですが、その経緯をまとめておきます。
キャンセルの第一報は電話で
札幌011で始まる電話番号から私の携帯に直接掛かってきました。
エアチャイナ(中国国際航空)の札幌事務所からの電話でした。
優しい声の女性スタッフによると、
「3月25日からの夏ダイヤでスケジュール変更になり、私が搭乗予定のCA169便(札幌―北京)がキャンセルされた」
との知らせです。
該当するお客さん全員に電話で連絡を取っているそうです。
当初予定ではクアラルンプールから北京へ早朝に到着し、CA169便でそのまま千歳に乗り継げるはずだったのですが、その便が欠航になったため、自動的に二日後の便に振り替られているそうです。
となると、北京で3日間ものトランジットが発生することになります。
突然の電話で困り果ててしまいました。
エアチャイナのスタッフに「前後の便に無料で変更できますが、いかがしますか」と聞かれました。
ただ、突然の電話です。
仕事の関係もあって即答できません。
「すこし考えさせてください」と伝えて、いったん電話を切りました。
「予約変更の件は札幌事務所に電話して欲しい」とのことでした。
エアチャイナ提供ホテル、なかなかビミョー
トランジットで北京に滞在する間はエアチャイナ負担で空港近くのホテルを提供してくれるそうです。
中国で路頭に迷うことはないようです。
ありがたいといえばありがたい。
無料で3日間、北京に滞在できるとも考えられます。
でも、なかなか切ないスケジュール変更です。
エアチャイナが提供する無料ホテル「北京 オリンピック エアポート ホテル (北京空港奥竺賓館)」はいったいどんなところなのでしょうか。
ネットで調べてみました。
北京 オリンピック エアポート ホテル (北京空港奥竺賓館)
んー、いかがでしょうか。
無料とは言え、3日間滞在するには辛いホテルのような気がします。
航空券はいちおうビジネスクラスなんだけどなあ。
トリップアドバイザーの口コミを読むと、
“シャワーが冷水”
“無料で泊まったので文句は言えないが・・・”
“Don’t choose this hotel”
と酷評されています。
せめて街なかのホテルだったら観光できるのでしょうが、3日間も空港近くでは街に出るのも大変です。
もし3日間のトランジットで北京観光するとしたら自分で別のホテルを手配するほかないようです。
しかし、そこまでして北京観光したいか??
そう問われれば微妙なところです。
大気汚染もひどいみたいですし。
それにしてもこれは出発前だったから、まだ良かった。
既に出発していたら悲惨なことになっていたところでした。
翌日、メールで欠航連絡が届いた
次の日にeメールでも欠航の知らせが届きました。
航班変更通知と書かれたメールです。
有無を言わせず二日後のフライトが指定されています。
メールはフライト・キャンセルを知らせるだけで、ここからは便変更もキャンセルもできません。
問い合わせ先も書いていないし、かなり一方的な印象です。
エアチャイナのホームページで予約変更ができればよいのですが、残念ながらウェブでの予約変更は対応していません。
「イレギュラー時は公式アプリで便変更できる」とサイトに書いてあったのですが、アプリでも変更はできませんでした。
そうなると電話で便変更を依頼するしかありません。
電話をかける前の下調べで、クアラルンプール線の空席を新規予約として照会してみます。
すると、大変なことになっていました。
空席照会のスケジュール画面が下記の通りスカスカなのです。
札幌からクアラルンプールに向かうフライトは行きが水曜日と土曜日だけ。
帰りは火曜日と木曜日だけになっています。
これではフライトがキャンセルされるはずです。
仕事の予定をやりくりしようと試みたのですが、取れるフライトの選択肢が少なすぎます。
どうしてもスケジュールが合わず、泣く泣く今回の修行はキャンセルすることにしました。
エアチャイナの払い戻しはWebで
払い戻しのためにエアチャイナ札幌事務所に電話を掛けてみました。
電話番号は011-233-1688。
平日の9時〜5時の窓口対応です。
前回とは別の方が電話に出たので、事情を説明して航空券の払い戻しを希望する旨を伝えます。
すると、「ホームページから手続きしてください」との回答でした。
ホームページから予約した客はホームページからしか払い戻しが出来ないのだそうです。
改めてエアチャイナの公式ホームページで確認すると、便変更はできないのに払い戻しのページだけはちゃんとあることが分かりました。
下記が払い戻しのページです。
払い戻しのページに名前とチケット番号、eメールアドレスを入力し、払い戻し理由は「遅延・欠航による払い戻し」を選択します。
払い戻し理由の選択を忘れると払い戻し手数料3万円がかかるそうです。
こりゃあ危ない。
入力内容を確認して「払い戻しをする」ボタンを押します。
すると次の画面が現れました。
「6営業日以内にメールで連絡します」とのことです。
きっとエアチャイナの中の人が手作業で払い戻し手続きを行うのでしょう。
いまのところ、まだ返事はありませんが、きっとそのうち返金の連絡があると思います。
クレジットカードで払ったので、いつかクレジットカードに戻ってくるに違いありません。
そう信じることにしましょう・・・。
それにしても、エアチャイナ、いろいろありました。
なんだかんだ言って、ネタ豊富な航空会社です。
まだ一度も乗ってもいないのに、何本も記事を書いています。
またいつの日か、エアチャイナのセールを利用して、SFC修行にチャレンジしたいと思います。[:]
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